矯正歯科
矯正をはじめるのに年齢は関係ありません
「矯正歯科は子どものうちにするものだ」と思って、
乱れた歯並びや噛み合わせをあきらめてはいませんか?
近年では大人になってから矯正治療を始める方も増えてきました。矯正治療では乱れた歯並びと咬み合わせを整えて、お口の機能をより向上させることができます。また、健康的で美しい口元になるだけでなく、左右バランスよく噛めるようになることでフェイスラインも整うことがあります。
さらに、歯並びが整うとむし歯や歯周病になりにくくなり、歯の寿命も延ばすことができるのです。中には矯正治療によって長年抱いてきたお口元へのコンプレックスを解消して、より明るく前向きになれる方もいらっしゃいます。歯並びや噛み合わせが気になったら、ぜひ当院までご相談ください。

当院の矯正歯科の特徴
1. 歯並びの改善のみならず、咬み合わせを重視した治療
2. 適切な咬み合わせを与えることで歯並びを安定させ、詰め物、被せ物の破損、脱落のリスクを軽減
3. 清掃し易い環境を整えることで虫歯、歯周病のリスクを低減し、適切な咬み合わせにより噛む力を分散させ、歯の寿命を延ばす
歯並びの乱れによる身体のトラブルは?
・咀嚼能率の低下
・咬み合わせのバランスのズレにより各々の歯に加わる力の負担が異なるため、詰め物、被せ物が脱落、破損または繰り返し治療している歯がある
・歯周病に罹患している歯に不適切な力の負担が加わるとさらに歯周病が進行してしまう場合がある
歯並びが悪いと先ずは見た目の問題が気になるという方も多いと思いますが、実は一番大切な事は咀嚼運動や夜間の歯軋りなどで適正な歯並びと咬み合わせで無い事により、奥歯に負担が掛かってしまう事があります。
実は歯科疾患(虫歯、歯周病など)は、咬み合わせが悪い事によって起こる事が一番多いと言っても過言ではありません。
ですから、出来る方は矯正をして適正な歯並び、咬み合わせになる事でそれらのリスクの軽減につながります。綺麗な歯並びになる事で見た目は勿論、機能的にも安定した口腔内を手に入れましょう!
矯正治療の流れ
- 1 矯正相談(カウンセリング)
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現在の状態の確認とおおまかな治療方針
・所用時間30分程度
・カウンセリングにかかる金額3000円
- 2 矯正検査(4万円+消費税)
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・口腔内診査
・歯型模型の採得、咬み合わせの採得
・お口の中の写真、顔貌写真、パノラマX線写真
・側貌X線写真(鶴見大学歯学部付属病院放射線科に依頼)
- 3 コンサルテーション(0円)
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・検査結果
・治療計画の説明
・使用装置の説明
・治療のリスク、注意点
・治療費、おおよその治療期間
矯正治療中に気をつけること
虫歯
装置周囲に食物残渣が付着するため、こまめなブラッシングが必要です。
クリーニング
ご自身の毎日のブラッシング以外に衛生士によるブラッシング指導、定期的なクリーニングが必要です。
生活習慣
装置の脱離、破損の可能性があるため硬い食べ物は避けるか小さめにカットしてお召し上がり下さい。
またガムなど歯につきやすいものは装置に絡むとブラッシングでは落としにくいため避けた方が安全です。
大人の矯正(成人矯正)について
こんな歯並びについてお悩みはございませんか?
・歯並びにコンプレックスがある
・咬み合わせが悪い
・詰め物被せ物が外れたり破損したり繰り返し治療している歯がある
・インプラント治療の前処置
(歯科治療全般において言えることですが、詰め物、被せ物、インプラントを長持ちさせる上でむし歯、歯周病の管理以外に適切な咬み合わせにより歯並び全体で咬む力を負担することが重要です)

大人の矯正の特徴
歯を支えているあごの骨が十分にあり、歯の根の長さに問題がなければ、矯正治療に年齢制限はありません。
成人の場合、過去に歯科治療を受けていたり、被せ物や詰め物、インプラント、歯の欠損、または歯周病の既往歴があることがあります。そのため、これらを含めた治療計画を立案する必要があります。また、抜歯治療が必要な場合が比較的多いことがあります。さらに、矯正治療を行う前に、過去に治療された詰め物や被せ物を修復する必要がある場合もあります。
歯列矯正における抜歯と非抜歯について
抜歯ケースとなる可能性が高いケース
・上下あごの位置にズレがあり咬み合わせがズレている
・歯並びの改善に必要なスペースの量が4mm以上
・歯の前突を改善したい、受け口を改善したい
※上下あご骨のズレが著しい場合は手術が必要な場合がございます。その際は大学病院への紹介も可能です。
抜歯とならないケース
上下あごの位置のズレ、犬歯およびおく歯の咬み合わせのズレがほとんど無く、歯列不正が軽度(4mm未満)な場合
大人矯正のメリット・デメリット
メリット
・見た目の改善
・咬み合わせの改善
・虫歯、歯周病、口臭の予防
デメリット
・治療期間が小児矯正と比べ長くなる
・小児矯正と比較し治療後の安定性が悪い
・歯の移動により歯肉が下がる場合がある
・歯の移動により根が吸収する場合がある