移転
皆様こんにちは
ここ最近、湿度も気温も高い日が続いていますが、体調を崩されていませんか?
さて本日はタイトルにもあります様に『移転』についてご報告させて頂きます。
1989年11月15日にJR横須賀線 新川崎駅を下車して歩いて1分の所にあるビルの2Fで開業致しました。
私は、当時29歳でした。
それから22年間、鹿島田在住の方々、新川崎周辺の方々、また近隣の会社にお勤めの方々の歯科治療を私なりに一生懸命やって参りました。
この22年間を振り返りますと、当時は保険診療の患者さん負担額は1割だったのですが いつからか2割負担となり そして現在では3割となりました。
すなわち¥10000の医療費がかかった場合、1割負担であれば¥1000で良かったのですが、今では¥3000となったという事です。
負担が上がって薬や材料も良くなる訳では無く、内容はさほど変わらないのです。
ですから保健診療の質が上がらないのかと思います。
国は膨大な医療費の高騰により財政が圧迫され、疾病の値段を変えずに患者さん負担を大きくして受診を控えさせているようです。
これでは患者さんも医療機関も幸せにはなりません。
歯科医療においては、考え方としては そんなに大きな変革は無いものの20年前に比べると、周辺機器が凄まじい勢いで発達しております。
例えば患者さん達が座るデンタルチェアーは性能、デザインが断然良くなりましたし、レントゲン機器のデジタル化、デンタルCTの益々の充実、小機械の使い勝手の良さ(正確性の向上、小型化)、マイクロスコープ(顕微鏡)の歯科への応用、PCを使った患者さん達へのプレゼンテーション.....
治療内容ですと、メタルの時代からメタルフリー すなわちお口の中に金属の詰め物や被せものの時代から 現在では極力 メタルを使わなくなり その材質も接着もかなり良くなりました。
難点は、保健診療では出来なく、自費扱いとなります。
インプラントにおいては、10数年前では治療期間が1年近くかかっていましたが現在では、数ヶ月に短縮出来ました(ケースにもよりますが)
咬み合わせや歯槽膿漏に対する概念は先人達の築きあげたものが引き継がれている様ですが、とにかく周辺機器、マテリアル(修復材料)などの勢いが素晴らしいです。
当然、我々はそれらを使いこなせるように日々研鑽しなくてはいけません。
さて『移転』の話に戻りますが、平成元年に2Fで開業し、10年後には1Fに居酒屋さんが そして数年前より3Fにキックボクシングジムが出来て、診療中の音や振動が気になりはじめました。
また20数年を一区切りとして心機一転新たな医療に挑戦するのも良い機会かと思い移転を決意致しました。
移転先は新川崎駅を出て左方向に陸橋を渡ったところにある、白と黒を基調としたモダーンなマンションの1階です。
マンションエントランスも高級感溢れていて非常に素敵な建物です。
これから先、こちらで皆様のお役にたてる様 頑張って行きたいと思います。
今まで同様、一般歯科に加え、矯正歯科、審美歯科、インプラント治療の更なるバージョンアップをしていきたいと考えております。
これからも新しく生まれ変わった『新川崎歯科医院』を宜しくお願い致します。
次回は院内をご紹介出来る写真などを添付させて頂きます。