守 破 離
随分と涼しくなって来ました。新型コロナウイルス感染症も収束に向かっていくと良いのですが......
さて『守破離』という言葉を聞いたことはありますか? 剣道や茶道などで修業における段階を示した言葉なのですが
『守』は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階
『破』は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ心技を発展させる段階
『離』は、一つの流派から離れ独自の新しいものを生み出し確立させる段階
我々 歯科医師で例えるなら 六年間の歯科大学を卒業し国家試験に合格し24歳(現役)
『守』は、24歳〜30代後半 『破』は、30代後半〜40代後半 50歳を過ぎたら今まで積み上げて来た知識や技術を応用し自分のロジックを確立する所謂 『離』ということになるでしょう!!
私は、もうとっくに『離』の筈ですが 時に考え方が違う先生の意見が気になってしまう事も(笑)
若い先生方には、しっかりと『守』『破』のプロセスを歩んで頂き 『離』になれる様に頑張って頂きたいと思います。
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