今回のテーマは『TMD』　TMDとはTemporomandibular disordersの略でして　顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害あるいは顎運動異常を主症状とする障害の包括的診断名と定義されております。何だか難しいですが、要は顎を開け閉めするときに何らかの痛みを感じたり開けにくかったりした症状に対しどうすれば良いのかって話になります。。

私も普段から皆さんにお話している様に食事以外のタイミングで咬みしめない事、TCH（Tooth Contacting Habit)と言って　食いしばっていなくとも（弱い力でも）持続的に咬んでいる事によって　歯や咬む筋肉、顎関節に障害をきたす事があります。

例えるとずっと正座をしていると　足が痺れたり痛かったりしますよね....それと似ています。

TMDの症状がある方は、先ずはご自分が普段　歯と歯をContactしていないか　そしてそれが持続してContactingになっていないかを自覚し　徐々にTCHとならない様　行動変容してみては如何でしょうか。。。　側頭部や顎の角のマッサージやストレッチも有効です。開けにくい方は無理をしない程度に頑張って大きく開ける練習をする事で緩和することもあります。是非　試してみて下さい。