再生医療研修
冬本番 寒い日が続きます。。快晴だった昨日 『再生医療』のseminarに参加して来ました!! 再生医療というと京都大学山中教授のIPS細胞がすぐに思い浮かぶと思いますが、昨日のお話は『血小板』 血液成分には 血漿、赤血球、白血球、血小板がありますが、
血小板と聞くとどんなイメージでしょうか? 指や手を切ってしまった時 自然にカサブタが出来て治りますね...この治るという過程には『血小板』が非常に重要な役割を果たしております。組織に傷が出来た時に血小板から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、傷んだ組織を元通りに直そうとする自己治癒機転が働いているのです。こんな素晴らしい血小板を血液の中から取り出して 歯科においては、抜歯をした後の早期治癒や疼痛軽減に あるいはインプラント埋入の際、骨再生を促す事に利用致します。
採血をして試験管に入れ所定の遠心分離器で血液成分を分離する事で、血小板成分を採取
この黄色い部分を使います!! 人工物ではなく自己血を使うのでアレルギーを起こす事もなく非常に優れものですね...... 昨日は朝9:00過ぎから18:00過ぎまで ほとんど休憩無しに非常に熱心に教えて頂きました黄柄珍先生には感謝するとともに、インプラント外科臨床に是非とも応用して行きたいものです。。
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