Goal間近(Guided Surgery)
早いもので明日から11月です。昨年11月に初診で来院された患者のNさん 全く咬めない状況でしたが、階段を一歩一歩昇って行く様にあともう少しでゴールです。
初診時の口腔内の状況
歯並びが悪くまた歯周病の進行により口腔内全体がギクシャクしている状態で上手く咬めない状況でした。
先ずは、模型上でWaxを使いGoal設定を作成し、患者さんにも見て頂きます。ゴールが決まればそれに向かって一歩一歩進めば良い訳です。
今回のケースは、残念ながら全ての歯牙を抜歯して上下共にインプラントで咬合再構成ということになります。implant埋入の前準備として下顎は全ての歯を抜歯して仮の入れ歯、上顎は何本か暫定的に残し仮歯としました。
いつもの様にNobel Clinician というシュミレーションソフトで計画を立て 実際のオペに使用するサージカルテンプレートを発注!!
最初に、下顎のオペです
そして上顎
上下顎にインプラントが埋入されたレントゲン写真です
現在、下顎は最終補綴物が装着され、上顎はimplantの仮歯となっておりあともう少しで完成です!!
患者さんの協力無しでは、ゴールには到達出来ません。 デジタルで診断していますがアナログ(心を持って)での施術となる事は言うまでもありませんね......