重度歯周病とALL ON 4−1
昨日は節句.....
日に日に少しづつですが暖かくなって来て春の到来が感じられますね!!
本日は重度歯周病(重篤な歯槽膿漏)となってしまい残念ながらブラブラになった歯を抜歯した後
数本のインプラントを固定源として再建したケースを供覧致します。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる『炎症性疾患』です。
歯ブラシが良く出来ていないことで、歯と歯肉の境目に多くの歯周病菌が停滞し、最初は赤く腫れたり、お口の中がネバネバするようになり、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて行き 最終的には抜歯となってしまう病気です。
歯周病は歯ブラシは勿論の事、タバコや食いしばりといった悪習癖、また咬み合わせが悪い事も原因と成り得ます。なので定期的に歯科を受診して頂く事で現状の把握をする事が大切です。 この患者さんは、上顎の歯がブラブラするけど歯科医院に行くのが嫌で、御自分でアロンアルファーで固定してたという方です。
ちなみにアロンアルファーでブラブラした歯は固定出来ません。
残念ながら上顎の歯は全て残す事が出来ず、インプラントを4本埋入して
型取をして
固定式の入れ歯(かなり小さく作る事が出来ます)を装着して良く咬める様になりました。
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